五十肩の原因が明確になってきています

医療は日々進歩してきているので、昔の概念と現在の概念では、大きく異なることも存在します。
そうした概念が変化した疾患の一つが、五十肩になります。
30年くらい前までこの疾患は、原因が不明確であるために、さまざまな解釈がされていました。
そのなかで分かっていたことは、骨には問題が生じていないということです。
そこで取り組まれたのが、病理学的な研究を行うことです。
しかし、人間の寿命は延び始めて、五十歳くらいの人を対象とした、病理学的な所見は限られています。
その限られた病理学的な研究のなかで提唱されたのが、腱などの微小な損傷です。
そうしたなかで誕生したのが、MRI検査になります。
MRI検査は、骨以外の組織である、靭帯などを描写することに優れた検査法です。
このMRI検査によって、先述の病理学的な研究の裏付けが、為されるようになっていきました。
したがって現在では、五十肩の原因が、かなり明確になってきています。