石灰沈着性腱板炎と五十肩の鑑別

五十歳くらいになると、肩関節の痛みを起こす人が多くなります。
そのため昔から、五十歳くらいにおける肩関節の痛みを、五十肩と呼んできました。
この名称は、西洋医学が導入された明治時代以降も、長く医療の世界でも使用されてきたのです。
この疾患の特徴の一つが、骨には異常がないということです。
そのため、レントゲン検査を実施しても、特別な異常所見がほとんど見当たりません。
ただし、五十歳くらいになりますと、石灰沈着性腱板炎という疾患も起こり易くなります。
この疾患になりますと、腱板という部分に、カルシウムが沈着します。
このカルシウムが、レントゲン検査を実施すると、発見されることがあるのです。
石灰沈着性腱板炎と五十肩は、好発年齢も同じですし、夜間痛を起こすことも同じ疾患です。
そのため、鑑別することが難しい側面もあります。
しかし、石灰沈着性腱板炎の場合には、その痛みの程度が、激痛であることが多くなります。
したがって医療機関では、こうした特徴を踏まえて、両者を鑑別しながら診療が行われているのです。

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